長期優良住宅って、実際どうなん?国が推奨する理由と、注文住宅で選ぶメリット | 枚方市で長期優良の注文住宅・新築一戸建て・建て替えなら田原建設(工務店)

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長期優良住宅って、実際どうなん?国が推奨する理由と、注文住宅で選ぶメリット

2026.07.01

皆さんこんにちは、田原建設代表の田原です。

枚方市や交野市、寝屋川市、高槻市、京都府八幡市あたりで注文住宅をご検討されているお客様から、最近よくいただく質問があります。

「長期優良住宅って、実際どうなんですか?」

「補助金や税金のメリットがあるのは聞いたことがあります」

「でも、申請費用がかかるだけなら、別に取らなくてもいいんじゃないですか?」

こういったご相談です。

田原建設としては、これから注文住宅を建てるなら長期優良住宅はかなり大事だと考えています。

ただし、「税金が安くなるから取りましょう」という話だけではありません。

もちろん、税制優遇や住宅ローンのメリットもあります。
でも、長期優良住宅の本当の価値はそこだけではありません。

私たちが一番大事だと思っているのは、

長く安心して住める家を、最初からきちんとした基準でつくること。

そして、

建てた後も点検やメンテナンスの履歴を残しながら、家を資産として守っていくこと。

ここにあります。

今回は、長期優良住宅とは何か、なぜ国がここまで推奨しているのか、そして枚方・八幡エリアで注文住宅を建てる方にとってどんな意味があるのかを、住宅会社の現場目線で率直にお話しします。

\要点は画像の通りです/


長期優良住宅とは?簡単に言うと「長く使える家」の認定制度です

長期優良住宅とは、簡単に言えば、国が定めた基準に基づいて、

「この家は、長く良好な状態で使っていくための性能や計画が整っています」

と認定された住宅のことです。

家は、建てた瞬間だけ良ければいいものではありません。

10年後、20年後、30年後にも安心して暮らせるか。
地震に備えられているか。
夏涼しく、冬暖かい家になっているか。
配管や設備を点検・交換しやすいか。
将来、きちんとメンテナンスしていける計画があるか。

こういったことを、家づくりの段階からきちんと考える制度です。

長期優良住宅の認定を受けるためには、主に次のような項目を満たす必要があります。

耐震性。
省エネルギー性。
劣化対策。
維持管理・更新のしやすさ。
住戸面積。
居住環境への配慮。
災害への配慮。
維持保全計画。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、要するに、

「丈夫で、快適で、メンテナンスしやすく、長く住める家にしましょう」

ということです。

ここで大事なのは、長期優良住宅は単なる肩書きではないということです。

「認定を取ったら終わり」ではありません。

認定後も、計画に沿って点検や維持保全を行い、その記録を残していく必要があります。

ここが、普通の住宅との大きな違いです。


なぜ国は長期優良住宅を推奨しているのか?

ここは、意外と見落とされがちなポイントです。

国が長期優良住宅を推奨している理由は、単に「性能のいい家を増やしたいから」だけではありません。

もっと大きく言えば、日本の住宅を、

「作っては壊す家」から、「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く使う家」へ変えていきたい

という考えがあるからです。

昔の日本の住宅は、どうしてもスクラップアンドビルドの考え方が強い時代がありました。

建てる。
古くなる。
壊す。
また建てる。

この繰り返しです。

でも、これでは家計にも社会にも負担が大きい。

解体費もかかります。
廃棄物も出ます。
建て替えのたびに大きな費用がかかります。
そして何より、せっかく建てた家の価値が残りにくい。

だから国は、住宅を「消費するもの」ではなく、「社会の資産」として残していく方向に舵を切っています。

長期優良住宅は、その流れの中心にある制度だと私は思っています。

つまり、税制優遇や住宅ローンのメリットは、あくまで入り口です。

本質は、

良い家を建てて、きちんと手入れして、次の世代にも価値が残る住宅を増やしていくこと。

ここにあります。


長期優良住宅のメリットは、税金だけではありません

長期優良住宅のメリットとして、よく言われるのが税制優遇です。

住宅ローン減税の借入限度額が大きくなる。
固定資産税の減額期間が長くなる。
登録免許税が軽減される。
不動産取得税の控除額が増える。
フラット35などの金利優遇を受けられる場合がある。

こういったメリットは、確かに大きいです。

家づくりでは、数万円、数十万円の差も大事です。
住宅ローンまで含めると、優遇制度の差が家計に与える影響は小さくありません。

ただ、田原建設としては、長期優良住宅の価値を「税金が安くなるから」だけで見てほしくないと思っています。

本当に大事なのは、家の中身です。

長期優良住宅を目指すということは、最初から耐震性や断熱性、劣化対策、維持管理のしやすさを考えた家にするということです。

これは、住み始めてからの暮らしに直結します。

地震への安心感。
冷暖房の効きやすさ。
光熱費の抑えやすさ。
結露や劣化への配慮。
将来の点検や修繕のしやすさ。

こういう部分は、完成した家を見ただけではなかなか分かりません。

でも、30年住むことを考えると、ものすごく大事です。


一番の価値は「家の履歴」が残ること

個人的に、長期優良住宅で特に大事だと思っているのは、維持保全計画と記録です。

家は、建てた後に必ずメンテナンスが必要になります。

外壁。
屋根。
防水。
給排水設備。
構造に関わる部分。
雨漏りを防ぐ部分。

こうしたところを、いつ点検したのか。
どこを補修したのか。
どんな工事をしたのか。

その記録が残っている家と、何も残っていない家では、将来の安心感がまったく違います。

たとえば、30年後にリフォームをする場合。

過去の点検履歴や補修履歴があれば、どこを優先して直すべきか判断しやすくなります。

将来、売却することになった場合も同じです。

「きちんと点検されてきた家です」
「維持保全の記録があります」
「認定を受けた長期優良住宅です」

これは、買う側にとっても安心材料になります。

家の価値は、建てた瞬間だけで決まるものではありません。

建てた後に、どう守ってきたか。
ここが資産価値に関わってきます。

長期優良住宅は、その考え方を家づくりの最初から組み込む制度です。


デメリットもあります

もちろん、長期優良住宅にもデメリットはあります。

まず、申請費用がかかります。

設計内容や申請の進め方にもよりますが、一般的には申請や審査に関わる費用が必要になります。

次に、時間もかかります。

通常の確認申請だけで進める場合より、着工までの準備期間が長くなることがあります。

また、設計上の制約が出ることもあります。

極端に複雑な間取りや、大きな開口を取りたい場合、構造や断熱の基準を満たすために調整が必要になることがあります。

そして、認定を受けた後も、きちんと点検や記録をしていく必要があります。

ここを「面倒だな」と感じる方もいるかもしれません。

ただ、私たちはこの点検や記録こそが大事だと考えています。

家は、建てて終わりではありません。

車でも、買った後に車検やオイル交換をしますよね。
家も同じです。

むしろ、家は車よりもずっと長く使うものです。

長く安心して住むためには、定期的に状態を見て、必要な手入れをしていくことが大切です。

その仕組みがあることを、デメリットと見るか、安心材料と見るか。

ここで考え方が分かれると思います。

田原建設としては、後者です。


枚方・交野・寝屋川・高槻・八幡で建てるなら、長期優良住宅は相性がいい

枚方市、交野市、寝屋川市、高槻市、京都府八幡市。

このあたりで家づくりをしていると、気候の難しさを感じることがよくあります。

夏は暑いです。
しかも湿気があります。
冬は冬で、底冷えする日があります。

「大阪や京都南部は温暖だから、そこまで性能はいらない」と思われる方もいるかもしれません。

でも、実際に暮らすことを考えると、ある程度の断熱性能や気密施工はとても大事です。

特に、最近の夏の暑さは昔とは違います。

2階の寝室が夜まで暑い。
エアコンを切るとすぐ暑くなる。
冬は脱衣所やトイレが寒い。
部屋ごとの温度差が大きい。

こういった暮らしのストレスは、家の性能でかなり変わります。

長期優良住宅では、省エネルギー性も基準として見られます。

つまり、断熱や省エネを最初からきちんと考える家づくりになります。

枚方・八幡エリアで長く快適に暮らすためには、これは非常に相性がいいと感じています。

また、地震への備えも重要です。

大阪北部地震を経験された方なら分かると思いますが、この地域も決して地震と無縁ではありません。

だからこそ、耐震性能を「なんとなく大丈夫」ではなく、きちんと根拠を持って考えることが大事です。

家族を守る家ですから、見えない部分にこそ手を抜いてはいけません。


さいごに

田原建設では、長期優良住宅の基準を大切にした家づくりをしています。

ただ、私たちは「認定を取ればそれでいい」とは考えていません。

大事なのは、実際の暮らしが快適であること。
地震に強いこと。
将来のメンテナンスまで考えられていること。
そして、お客様の予算の中で無理のない家づくりになっていること。

性能を高めることは大事です。

でも、何でもかんでも最高等級を目指せばいいわけではありません。

家づくりには、必ず予算があります。

断熱、耐震、設備、外壁、間取り、収納、家事動線、将来のメンテナンス費用。
全部をバランスよく考える必要があります。

田原建設が大切にしているのは、数字だけを競う家づくりではありません。

枚方・八幡という地域の気候。
ご家族の暮らし方。
将来の家計。
建てた後のメンテナンス。

そこまで含めて、「本当に安心できる家」を考えることです。

長期優良住宅は、その土台になる制度だと思っています。

30年後にも、
「この家にしてよかった」
「ちゃんと考えて建ててよかった」
そう思える家づくりを、田原建設は大切にしています。

枚方市、交野市、寝屋川市、高槻市、京都府八幡市周辺で注文住宅をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

毎月実施の見学会情報は以下をご参照ください。